新感覚！？バトルしながら、ストレス対処やセルフケアを考えるカードゲーム

「ココロンリーツナガール®」は、自分なりのストレス対処法やセルフケアについて、考え・気づき・学ぶことのできるバトル型カードゲームです。攻撃側の提示したストレス出来事に対して、防御側がストレス対処法となりうる様々な手段・セルフケアで応戦していき、得点を競い合います。カードバトルをしながらメンタルヘルスに触れることができる、これまでにない新感覚なゲームです。

1. STORY＆遊び方

「ココロンリーツナガール®」の舞台は、様々なストレスからみんなの心を守ることが任務のココロガード隊。
プレイヤーはココロガード隊の新人隊員となって、日常生活で襲い掛かるあらゆるストレス出来事に対処すべく、その対処法やセルフケアについて考えていきます。
学校、仕事、周囲とのコミュニケーション、将来のこと・・・あなたならどのような行動を取りますか？

２人で遊べる「集中デュエルモード」、３人〜６人で遊べる「訓練モード」の２通りの遊び方があり、いずれも攻撃側が提示したストレス出来事に対して、防御側がストレス対処法となりうる様々な手段・セルフケアで応戦する、という流れでゲームが進みます。ココロガード隊はストレスから心を守ることが任務なので、得点は防御に成功した時に防御側がゲットできます。しかも、得点できるか否かの決め手となるのは「攻撃側がその対処方法をいいなと思ってくれるかどうか」。攻撃側の選択で、防御側の得点が決まるという、ちょっと矛盾するような、でもなんだかハマる新感覚ルールです。

※くわしいルール・遊び方については、商品同梱の遊び方ガイドをご覧ください。

2. さまざまな場面で活用できます

「ココロンリーツナガール®」には、若者世代から寄せられた実際の声を反映し、学校・対人関係・進路選択などで遭遇しがちなストレス出来事、若者世代に馴染みのあるセルフケアが多く盛り込まれています。本ゲームのメインターゲットとなる10代〜20代の若者世代だけでなく、小学生や親世代の方など、老若男女楽しんでいただけるゲームとなっています。
また、本ゲームでは、場に出た対処法の中から攻撃側が１枚カードを選ぶ際　「なぜその対処法をえらんだのか？」の理由を話すのがポイントの一つです。ストレス対処は人それぞれ色々。他の人の考えや理由を聴くことで「なるほど、そういう考え方もあるね」　「私も参考にできそう！」　など、自然と会話が生まれていくのが、このゲームの特徴です。

3. 「遊びながらストレス対処」カードゲーム開発の背景

Switchでは、若者の自死予防や健やかなメンタルヘルス向上に向けて、メンタルヘルスリテラシーの普及啓発に関する様々な取り組みを行ってまいりました。若者自身がこころの不調に気づいて対処したり、周囲の人たちや専門機関に相談したりする力を身につけられるよう、高校・大学等での出張講座も実施しています。
このような取り組みのなかで、「より若者に寄り添った視点からメンタルヘルスに親しむことのできるツールをつくりたい！」という思いから、令和４年度日本財団助成　子ども・若者の生きる力を支えるメンタルヘルスリテラシー普及事業において「ココロンリーツナガール ®」の開発は始まりました。Switchがこれまで培ってきたノウハウをもとに、遊びながらストレス対処・セルフケアを考えられることはもちろんのこと、単純にゲーム・遊びとして楽しめるカードゲームを目指しました。

ゲームルール監修は、ユニークなゲーム・遊びを数多く企画・開発されていらっしゃる　株式会社ウサギ　様。
「ストレスをぶつけあいながら、気づいたら対処法を考えられてた！みたいなカードゲームを作りたいんです！」というSwitchスタッフの一見風変わりにもとれる構想・原案をもとに、楽しいカードバトルに仕上げてくださいました。
イラスト・デザイン制作は、石巻市を拠点に活動されていらっしゃるNPO法人かぎかっこPROJECT　様。
本カードゲームのマスコットキャラクター、ココロンリーとツナガールも愛らしく描いてくださいました。どのカードも、手に取ると思わず顔がほころんでしまうような、優しくてあたたかいイラスト・デザインとなっています。

本カードゲームの開発にあたっては、有識者の先生方からのご意見や、若者を対象としたストレス対処に関するアンケート、テストプレイへのご協力など、多くの方々にお力添えをいただきました。イベントや出張講座などでの試行を繰り返す中で、遊びながらストレス対処を考えるカードゲーム「ココロンリーツナガール®」は完成しました。

4. NPO法人Switchについて

5. ココロンリーツナガール®に関するお問合せ先